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エアコンのノイズ対策
そろそろエアコン無しでは音楽もろくに聴けない季節になってしまいました。湿気はスピーカーのコーン紙を湿らすので、一つはこの季節音が思わしくなくなりますが、もう一つ無視できない事があります。
それは暑さ対策で気楽に使えるようになったエアコンです。昔のクーラーはモーターだけの影響を考えれば良かったのですが、今のエアコンは、マイコンで制御している上にインバーター方式でモーターの回転数をコントロールしています。
これらは必ず高周波ノイズをまき散らします。エアコンが止まっていても要注意です。
最近のスイッチは電子スイッチですから、本当に電源が切れているわけではなく、マイコンが
生きている場合があります。
さて、以前に電源フィルタの挿入をお勧めしましたが、今日はもう少し簡単にできる方法として、フェライトコアをかます方法をご説明します。WRアンプは高周波に強いと言っているのに対策が必要なのか、という疑問があるかも知れませんが、WRアンプと言えども完璧ではないことと、それだけハイエンドオーディオは奥が深いということでしょう。
フェライトコアはパソコン売場で売っています。普通はパソコンの周辺機器の誤動作を軽減 させる目的で使われることが多いものです。値段は1つ千円以下ですが、1台のエアコンを対策するには3つくらいは必要でしょう。大きさが大中小といろいろありますが、エアコンは電流が多く流れますので、余り小さい物は適していません。また、大きい物を買えば電源コードを2回、3回と巻きつけられるので、大き目の物をお勧めします。
早速、我が家の取り替えたばかりのエアコンに取り付けて見ました。この時聴いていた曲はブルックナーの交響曲第5番で、丁度第2楽章のストバイが綺麗なメロディーを奏でているところでした。演奏はヨッフムがバイエルン放送響を指揮したもので、グラモフォン盤です。ヨッフムのブルックナーは素晴らしい!
エアコンをつけると途端にバイオリン合奏の高い音がチリチリといいだし始めました。
すかさずフェライトの大きいものを用意し、電源コードを2回巻きつけてクランプしました。
このままでは2つのフェライトが合わさった所の隙間が少し空いてしまうので、ビニールテープを巻きつけて、しっかり2つのフェライトを密着させる事が肝要です。
チリチリ感は減少しましたが、まだちょっとおかしい音がしています。そこで一回り小さいフェライトコアを2つ準備して、今度は単純に電源コードを挟んでとめ付けました。
これにもビニールテープを巻いておいた方が良いでしょう。
これで普段とそう変わらない状況で音楽を楽しめるようになりました。これから暑い日がまだまだ続きます。良い音で聴く為にエアコンを我慢するのも限界があるでしょう。まだ対策をされていない方が居られたら、是非やってみて下さい。ちょっとした投資で、音質の改善は明白です。 だたし、WRアンプでない場合はその変化に気が付かれないかも知れません。もともとチリチリした音が出ている場合が多いからです。
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